八重山民謡の代表曲の1つである『とぅばらーま』
昔の人々が生活の中で思いを伝える為に歌われてきた名曲です。
後世に継承していく事を目的とし、昭和22年からとぅばらーま大会が旧暦8月13日の名月の下に行われています。
今年2021年は9月19日(日)です。
会場は新栄公園。
昨年同様、新型コロナウイルス感染対策として大会観覧希望の方には入場整理券を配布しているそうです。
\雨天時は市民会館大ホール/
とぅばらーま大会は、作詞の部と歌唱の部に分かれて行われます。
作詞の部
作詞の部は方言で作成しないといけません。
応募専用用紙に漢字部分には方言の読み仮名をふり、歌詞の意味を標準語で記入して応募します。
大会1週間前に審査を行います。
審査の結果、最優秀賞1点、優秀賞2点が選ばれ、大会当日に表彰されます。(佳作もあり)
選ばれた歌詞は大会当日、過去の歌唱の部優勝者によって披露されます。
歌唱の部
歌唱の部は大会1週間前に事前に予選を行います。
歌う歌詞は沢山あるので、そこから自分に合った(自分の歌いたい)歌詞を2種類選んで、大会参加募集期間内に応募専用用紙に歌詞を記入して応募します。
県外からも参加可能、予選時に来島出来ない場合はCDやテープなどに音源を録音して参加する事が出来ます…が、予選には参加する事をオススメしたいです。
予選当日は市民会館中ホールで審査を行い、予選を勝ち抜いた15名が大会当日の歌唱順をくじで決め、大会に挑みます。
審査の結果、作詞の部同様最優秀賞1人、優秀賞2名が選ばれ、最優秀賞に輝いた方は再度歌披露します。(優秀賞受賞者は歌唱無し)
大会当日は月明かりの下で歌唱を披露する参加者の姿、歌声に酔いしれましょう。
ちなみに、大会前日には参加自由の『なかどぅ道ぬとぅばらーま』がアコウ木の下で開催されます。
団体で歌っても良し、家族で歌っても良し、舞踊を披露しても良し、色んな『とぅばらーま』を楽しむ事が出来ます。
今年はアコウ木が台風6号の影響でアコウ木が倒れてしまったというショッキングな事が起こってしまったので、開催されるかは不明ですが…例年ですと大会前日に行われております。
開催される事を願いたいですね…
多くの方に愛されている『とぅばらーま』、これからも歌い継がれていきます様に…
↑石垣市ホームページにて大会詳細が発表されています。