2025年8月1日(金)
川平は好きでよく訪れているのですが、豊年祭を見た事が無い私…
豊年祭のシーズンが来たかぁ…と思ったら終わっている事が多くて、なかなか行く機会を逃しまくっていた。
ですが今年の私は一味違うよ(`・ω・´)✨
しっかり予定を確認して、この日を迎える事が出来ました!
今年度のスケジュールはこちらから★
川平は他の地域と違って、とある「石」を奉納しているらしい…
しかもその「石」が結構重い「石」らしい…
気になるよね、行って見てきました!
\赤イロ目宮鳥御嶽/

夕方からやるよーと聞いていたので、16時前に到着。
見えづらいですが、会場には既に沢山の人が。
せっかく来たから写真を撮ろうと、良い場所を探してスタンバっていると「これ、よかったらどうぞー^^」と。
神聖な場所でのいただきものなので、ありがたく頂戴しまして。
\ゴーヤーとパパイヤの和え物/

味は全然苦くなく、奉納行事が始まるまでの間ポリポリとつまんでおりました。
美味しかったー!ありがとうございました✨
そうこうしている間に奉納行事が始まりました。
写真に写っている石が例の「石」でございます。
「ビッチュル石」というそうです。
\ビッチュル石/

こちらのビッチュル石ですが、重さ約60キロもあるそうです!
そんなに重いの?!ビックリです…
ビッチュル石は村の繁栄をもたらす石と言われていて、担ぎ上げて奉納する事で豊作を祈願するそうです。



司や住民が見守る中、ビッチュル石を担いだ男性が「ユイ!」という掛け声でかがみ、また1歩歩いて「ユイ!」と掛け声を発しかがみ。
見ているこっちは落とさないかとヒヤヒヤ…ケガだけはしないでくれぇ!と願いながら見守ります。
\初参加はサポート付き/



\ベテランさんは愛ある煽りに苦戦(笑)/



\こちらも10代/



\ベテランは長めに持たされる?(笑)/



\こちらも10代/


\ラストはお手本かの様な持ち方で/



住民の先輩方でしょうね「周りが足りないんじゃないか?」「はいまだまだー」などと愛ある煽りを受けながら(笑)皆さん担いでおりました。
担いでいる方は大変だったと思いますが、会場からは笑いが溢れ、緊張がほぐれた気がしました。
サポートを受けていた3名は初めてビッチュル石を持つらしく、さすがに持つのが難しいみたいで苦戦しながらもしっかりと奉納していました。
見るからにツルっとしていて持ちにくそうですもんね…(;^ω^)
頑張っている彼らも良かったですが、すぐそばで支えてくれている先輩方の姿がまた良かったです。
今年は7名の男性がビッチュル石を担いで奉納していました。
\ビッチュル石を元居た場所へ/







最後に線香をたてて奉納行事が終了しました。
この後旗頭の登場です。
今年は旗頭が新しくなったと新聞でも載っていたので興味津々!
\川平山川御嶽/


\群星御嶽/

\新調された旗頭/


赤イロ目宮鳥御嶽前のロータリーで旗頭が行われました。
「サァサァサァサァ!」という掛け声に合わせて、男性がお腹に巻いた綱(もしくはサラシ)に乗せて旗頭を支え持ち上げる。
男性たちの力比べとでも言いましょうか、どれくらいの時間持つ事が出来るかという所も見どころです。
\旗頭が並ぶと圧巻です/



\何度も倒れそうに…/

新調したから持ちづらいのか?重くなったのか?定かではありませんが、何度も倒れそうになりヒヤヒヤした群星御嶽の旗頭。
旗頭が倒れないように支えている白い紐(名前が分からず…)を持っている男性2名。
写真では交差している状態なのですが…
\この状態から/

\こうなった!/

旗頭の様子を見ながらサッと移動し、交差した紐を戻していました。
近くであげているとこういった事も起こってしまうので、素早く対応していたのを見て凄いなぁと感心しました。
\最後は横並びで/

晴天の中空を舞う2本の旗頭、素晴らしかったです!!
***
念願のビッチュル石を見る事が出来て良かったです。
7名の男性たちの力強さ、たくましさを感じました✨
旗頭も新しくなりキラキラと輝いて見えました✨
群星御嶽の名の通り星が散りばめられていて、なんだか現代風な旗頭だなぁとも感じた。
10代の子もビッチュル石を持って五穀豊穣を祈ったり、新しい旗頭が出て来たり。
川平の未来は明るいですね(*´ω`*)