2022年8月20日(土)
初めてです…自分でもビックリ…
野底(のそこ)林道を車で通ってきました。
主人のロードバイク仲間が走る様な道らしくて、どんな感じかなぁ…通ってみたい!っていう事で行ってみました。
↑地図の中央のうねうね道の所です。
西側…北側か?そこから東側に向かって、っていう感じですね。
普段よくドライブするものの、なかなか林道やら農道やらは通る勇気が無くて(;^ω^)
思い切って行ってみましたよ!
急な坂道を軽自動車で走るには大変でしたがゆっくりと進んでいきます。
すると看板が見えてきました。
\国立公園だと…?/
えっ…
野底林道って国立公園なの?!
お恥ずかしながら、知りませんでした…
そうだったんだーと話しながらどんどん進んでいきますと、広々とした駐車スペースが出てきました。
何事かと思いましたら…
\野底マーペー登山道入り口だって!/
野底林道から野底マーペー(野底岳)登れるんだ!!!
…もうここまで来たら私は本当に石垣島に生まれ育った人間なのか、と、疑問にさえ感じて来てしまいます。
知らない事多すぎでしょ!!!(すみません)
野底マーペー(野底岳)とは、悲恋物語が残る山です。
↑詳しく書いてあるサイトがありましたので、こちらをご覧下さい。
石垣島にもマラリアが流行していた時代の話ですね。
この話は島内では有名で、今はどうか分かりませんが私の学生時代は授業でも習いました。
物語で出て来る於茂登(おもと)岳は沖縄県で1番高い山と言われています。
その山に阻まれて離れ離れになってしまった恋人の居る島が見えなかった…悲しんでいるマーペーが頂上で石になった、という話です(´;ω;`)悲しい…
野底マーペーからの景色は絶景スポットとして話題で、頂上へ登って撮った写真をSNSへ投稿するのが人気みたい。
登山道は別であるのですが、車で途中まで来て頂上へ登るルートがあるなんて知りませんでした…調べたらこちらを利用している方が多いんだとか。
\写真左の所から登るみたいです/
野底マーペーは遭難者も多い山として有名です。
なので、下からよりもこちらから登って行くのが安全かもしれませんね。
キレイに舗装された道ではなさそうなので、汚れても良い恰好で行く事をオススメします。
私達は登る気なんて無いので(暑すぎて登山なんて考えられない!)、どんどん車を進めていきます。
野底林道を走っている途中、カンムリワシ注意の看板をあちこちで見かけました。
新しいものやら古くなっているものやら…
「ここでカンムリワシに会えるかもしれないってー」なんて言いながら車を走らせていると…
\見た事のある後ろ姿が…!/
なんと、本当にカンムリワシが居まして!!!
\カメラ目線いただきました!/
人慣れしているのか、車の窓を開けても逃げないこの子。
足輪がついていないので保護された形跡は見えませんが…まだ事故に遭った事は無いみたいで一安心。
\横顔もステキ!/
カンムリワシの事故が増えていると聞きました。
実際に私もケガをしていたカンムリワシを見つけた事ありましたし、気になる問題です…
この子は事故に遭わない事を願います。
さて、まだまだ車を走らせまして「展望台があるらしい」とグーグルマップで見つけた主人。
こんな林道に展望台なんてあるかなぁ…
\あった!/
本当にあった!(笑)
野底岳展望台というそうです。
展望台は見つけたのですが駐車場らしい所が無い。
道路挟んで向かい側に駐車出来そうなスペースがあったのでこちらへ停め、展望台へ。
軽自動車パッツパツ(笑)
多分、横向きに停めるのが正解かもしれない。
\バリアフリールートもあります/
ここからの景色はどんなんだろう…
ワクワクしながら階段を1段ずつ上っていきます。
\絶景なり/
待っていたのは絶景。
天気が良かったのもあるでしょうが、めちゃくちゃ絶景スポットでした。
これは日の出がキレイに見えるのではないか?!
来年の初日の出、ここで見ようかな…いや、絶対皆来てるだろうな(笑)
テーブルとイスもあるので、お弁当持ってきてここで食べるのもアリだなぁと思います♪
テーブル4ヵ所謎のくぼみがあるのが気になった。謎です…
\野底マーペーの頂上も見えますよ/
私は高い所が苦手なので、子供達が大きくなって「マーペー登りたい!」って言って来たら考えようかな。
もうこの写真見ているだけでも、おぉぉ…って感じですもん、登れる気しない_(:3 」∠)_
展望台で景色を堪能している時に太陽の熱で肌が痛くなってきたので(肌弱め)、急いで車に戻って下ってきましたー
林道自体は舗装された道なので安心して運転出来ますよ。
メジャーなのは東側から登っていくルートみたい、私達は反対ルートからでした。(一方通行では無いです)
野底マーペーを登ったり野生動物を観察したり景色を堪能したり、野底林道良いですね。
ですが野底林道にはトイレが無いです。
売店もありませんし、ゴミ捨て場やシャワールームなどもありませんので訪れる際はご注意!
スピードを出さずにのーんびりと野底林道を通ってみて下さいねー♪