八重山民謡の代表曲の1つである『とぅばらーま』
昔の人々が生活の中で思いを伝える為に歌われてきた名曲です。
後世に継承していく事を目的とし、昭和22年からとぅばらーま大会が旧暦8月13日の名月の下に行われています。
今年2022年(令和4年)は9月8日(木)です。
昨年は緊急事態宣言期間中での開催だったので、無観客・動画配信での開催となっておりましたが、今年は有観客での開催が可能になりそうです。
↑昨年の大会の様子はこちらから。
会場は新栄公園。
雨天の場合は石垣市民会館大ホールで行われます。
令和4年度とぅばらーま大会の観覧は新型コロナウイルス感染拡大防止対策の観点から、事前申し込み制になるそうです。
申し込み方法はまだ発表されていないので、発表され次第ブログでご案内します。
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とぅばらーま大会は作詞の部と歌唱の部があります。
作詞の部
作詞の部は大会1週間前(今年は8月27日(土))に審査を行います。
勿論、八重山方言で作成しないといけません。
応募専用用紙に漢字部分には方言の読み仮名をふり、歌詞の意味を標準語で記入して応募します。
審査の結果、最優秀賞1点、優秀賞2点が選ばれ、大会当日に表彰されます。(佳作もあり)
選ばれた歌詞は大会当日、過去の歌唱の部優勝者によって披露されます。
歌唱の部
歌唱の部は大会1週間前に事前に予選を行います(今年は8月28日(日))。
歌う歌詞は沢山あるので、そこから自分に合った(自分の歌いたい)歌詞を2種類選んで、大会参加募集期間内に応募専用用紙に歌詞を記入して応募します。
県外からも参加可能、予選時に来島出来ない場合はCDやテープなどに音源を録音して参加する事が出来ますが、予選には参加する事をオススメしたいです。
予選当日は市民会館中ホールで審査を行い、予選を勝ち抜いた15名が大会当日の歌唱順をくじで決め、大会に挑みます。
審査の結果、作詞の部同様最優秀賞1人、優秀賞2名が選ばれ、最優秀賞に輝いた方は再度歌披露します。(優秀賞受賞者は歌唱無し)
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↑石垣市ホームページにて大会詳細が発表されています。
島内では日々感染者が増えつつあります。
毎年とぅばらーま大会を楽しみにしている島民は沢山いらっしゃいます。
なので昨年同様でも良いので是非無事に開催されて欲しいと願うばかりです…
中止にだけはならないで欲しい。